2025/06/22 15:39

1. 最も有名な徳島ラーメン

1966年創業の老舗で、「新横浜ラーメン博物館」へ期間限定出店。これが徳島ラーメン全国区のきっかけとなり、いのたには茶系スタイルの象徴として名を馳せました。


2. 店舗の雰囲気とアクセス


徳島市西大工町、赤いテントに「中華そば いのたに」の文字がひときわ目立つ外観。店の前には駐車場もあり、徳島駅から徒歩12分、徳島空港から車で25分ほどとアクセスも良好です。


店内はL字型カウンター約40席。清潔感を保った昭和の趣が残り、サイン色紙がずらり。10時半の開店と同時に地元客や観光客が次々と訪れる、地域に根付くローカルな名店です。


3. 注文の流れ&メニュー

入口すぐの券売機でチケット購入。出てくるプラスチック札をカウンターへ渡すスタイル。メニューはシンプルで、中華そばの肉入りバリエーションに、生卵(+50円)、ご飯など。あとは好みで麺の大盛(+50円)を選ぶのみです。


4. 肉入り中盛+生卵を堪能!

登場した「肉入り中盛+生卵」はまさに徳島ラーメンの王道ビジュアル。甘く煮込まれた豚バラと濃口醤油ベースに、豚骨&煮干し出汁を効かせた茶系スープ。そこに箸で黄身をたっぷり絡めた一杯は、まろやかさ&コクのダブルパンチ。


麺は細めのストレートでしなやか。スープとの相性もよく、するする食が進みます。1杯の量はやや控えめなので、ご飯を添えてもぺろりといけるのも地元流の楽しみ方です。


誕生は戦後間もない屋台文化に由来し、当初は屋台経営からスタート。豚骨由来の濃いスープに甘辛肉、生卵の組み合わせがクセになる味わいとして愛されてきました。


6. 総評とおすすめポイント

茶系スープの定義、すなわち豚骨×濃口醤油×甘く煮込んだ豚バラ肉+生卵の組み合わせを存分に堪能できる。

麺は細めストレートで啜りやすく、女性や子どもにも優しい仕様。

歴史ある老舗でありながら、清潔な雰囲気と気軽な価格。

地元民と観光客が交わるアットホームな空間は、観光ブログにも多数紹介されており納得の人気ぶり。


7.まとめ

いのたに本店は、「徳島ラーメン」の茶系を代表する歴史ある名店。甘い豚バラとこっくりスープ、生卵トッピングの組み合わせがクセになり、一度食べると地元のファンになること間違いなし。徳島観光の際は、ぜひ一度訪れてほしい一杯です!


8.徒歩圏内の観光地

近くには「阿波おどり会館」があります。
世界に誇る徳島の阿波おどりが年間を通して楽しめる施設です。

また徳島駅の反対側には徳島城址があります。徳島藩蜂須賀氏の居城です。